Sola×高橋良平×吉見タイジ ACOUSTIC LIVE 2019/7/21(日)@凸凹舎

2019/7/21(日) 凸凹舎 Sola×高橋良平×吉見タイジ Acoustic Live

終わっちゃいました。あぁ楽しかったなぁ。。
凸凹舎のマスターの良平さんとタイジさんにお声をかけてもらってから、曲選び、アレンジなど準備も練習もほんとに楽しかった。当日の音響と動画も配信していただいた55さん、差し入れしてくれたひろみさんや一色君、仕込みしながら聞いててくれる里香ちゃん、いつもいっぱい応援してくれるあべちゃん、そしてなにより、聴きに来ていただいたみなさん、本当にありがとうございました。

1年半ぐらい前に、美和子ちゃんに声をかけてもらって、初めて伺った日から今まで、 深い縁を感じているSolaです。なかなか出会えない素晴らしい声の良平さんと、タイジさんの幸福感に満ちたジャンベ。このお二人と音を合わせることができてほんとに幸せでした。

 

ここには書ききれない、たくさんのことを感じた今回でした。

このライブは、今後はどういうことをやりたいのか、大事なことってなにかなぁ。。と自分に素直に問うことができたように思います。今回コーラスで参加させてもらった高橋良平さんのオリジナル「めぐる季節」をSolaでアレンジしていく計画も実現させたいし、作成中のSolaのオリジナル曲も発表していきたい。 それと、とにかく、私はこうやって、音を重ねるのが何より好きなんだな。。

以下感じたこと少しづつかいとこ。

◎1部 紫ソロ*****

Stay/Lisa Loeb」 「あなご」 「Moon
Rainy Days and Mondays/Carpenters」の4曲
いつもSolaのメンバーと演奏する紫。一人は緊張しました~(^o^;)
大好きな曲のカバー2曲と、オリジナルを2曲。
オリジナル「あなご」は、すっかり忘れていた曲を、このライブの準備中に発見して歌ってみました。もう一曲のオリジナルの「Moon」は20年以上前に作った自作CDに収めている曲。どちらの曲も、聴いていただけてとてもうれしく思いました。

◎2部 紫×高橋良平×吉見タイジセッション*****

紫メインボーカル曲、
Play A Love Song/宇多田ヒカル
宇多田は、”お二人とセッションするならなに?”と考えているときに思い浮かんだ曲。編まれたようなリズムと二人のグルーブに乗っかって、心地よい~

僕はここにいる/山崎まさよし
”タイジリクエスト”から一曲選ばせてもらいました。タイジさんが選ぶ曲ってとてもいいなって思ってるんですね。タイジさんの跳ねたリズムとにふんわり乗って♪

高橋良平さんメインボーカル曲
めぐる季節/高橋良平」「話をしよう/杉瀬陽子
の2曲は、紫がコーラス入りたいです!と参加させてもらいました。アレンジするのも歌うのもほんとに楽しかった♪

◎3部 Sola×高橋良平×吉見タイジセッション*****

Kiss Me/Sixpence None The Richer」「Man In The Mirror/Michael Jackson 」「ユリノキ」「虹になろう」 アンコール「ふくれっつら

Solaのとらさんとムックも加わって、Solaの曲を演奏しました。いつも演奏してるMJのman in the mirrorやオリジナルの虹もタイジさん良平さんが加わると、グルーブ感が出ていいな。セッションすると改めて自分が見える気がします。これからの曲作りもいろいろ思いを馳せました。

街のまんなか日曜市 20190428@松山中央卸売市場

4/28(日)は、紫の以前の職場の友人の縁で、中央卸売り市場の「街のまんなか日曜市」演奏させていただきました。
何を演奏しようかなぁ、平成最後の日曜日かぁ。中央市場って生花の市もあるんだなぁ、って考えている時、ラジオで、平成の歌ランキングをやっていまして。。。

突然、紫は「どうしても今回だけは、SMAPの”世界にひとつだけの花”を唄いたい!それも聞いてくださっている方と一緒に歌えたら最高!」って思ってしまいました!
ムックが「それなら歌詞カードを配る?」って言い出して、ふと思いついたことが。。

「花摘み」活動ってみなさん知ってます?Smapの解散が辛すぎて(´;ω;`)私も少しだけ参加したんですけど。。。
とにかくSmapファンの方の多くが複数枚もっているシングルCDを提供してもらうことができました。それもなんと100枚近くも。。
当日、このCDを現場にいらっしゃった方にお配りして歌詞カードとして使っていただき(100人一緒にとはいかなかったけれども)一緒に歌っていただけました。嬉しかった!!
それと、今回、初めてドラムを十時さんにお願いしました。スタジオ練習もなにもかも楽しかったぁ♪
なにもかも急に決まって数日で準備したSolaの平成最後のライブは、思い出深い、いろんな学びのあるものとなりました。

      ***セットリスト***
・A thousand miles /Vanessa Carlton
・man in the mirror /MichaelJackson
・なんでもないや /Radwimps
・ユリノキ /Sola
・虹になろう /Sola
・世界にひとつだけの花 /SMAP

A Thousand Miles /Vanessa Carlton (2002)

A Thousand Miles /Vanessa Carlton (2002)
サウザントマイルズ/バネッサカールトン

紫が、ずっと「いつかカバー曲をするならまず、この曲」って思ってた曲の一つです。Solaでカバーやろうってなってすぐ取り組み始めました。歌いこなすだけでも、私には相当難しいのがわかってましたから。

イントロのピアノのパッセージが印象的で、バッハのインベンションのようです。曲を通じて、リズムと歌と和音の絡みが非常に美しく、ポップスでここまで完成度の高い曲はあまりないのではないかと(勝手に)思っています

どんなことをしても再び近づくことはない距離、
胸にあふれてどうしようもない
厳然としてここにあり
決して否定することはできない悲しみ。。。。
それが、曲が終わるころには、
美しい結晶になって空に溶け、日常に紛れて、
明日を生きていけるようになる。。。

そんな気がします。

私が初めて聴いた通常版のアレンジは、ドラムとストリングスが前に出たものでした。弾き語りのバージョンも良く聴かれています。両方とも好きです。

ところで。。。
バネッサは美しい声と非常に高いスキルを持つ歌手だと思うのですが、聴いていると不思議にどこか不安定なのも魅力です。「少女のような無垢さを感じる声」と書かれていることも多いですが。どうでしょうか。。
とにかく、曲全体から「結晶」を感じる完成度の高さに対し、歌唱は、一歩引いて淡々とちょっと投げやりに?に感じられるのです。このアンバランスが、深みというか一瞬ゾッとするようなスパイスになっている気もします。
バネッサの歌で好きなもう一曲、Ordinary Dayにはそれがもっと顕著で、シンプルすぎる曲の始まりのピアノの一音に歌が初めて重なる、和音の使い方に彼女らしい複雑さを感じます。

さてさて、この曲をカバーしようとした頃、ワンオクのカバーをネットで発見して感動しました。はっきり言って原曲より数段良いです。
takaの歌唱の素晴らしさとアレンジの良さに萌え転がり、
アマゾンでグロッケンを注文しそうになるところを思いとどまり、
バネッサの歌の雑さの不思議に思いをはせたりしました。

Solaでのカバーは今も発展途上です。歌もピアノもバンドとのアンサンブルまだまだ課題がありますが、演奏するたびに悲しみが空に溶け癒されるような気持になって、幸せです。